安田とも子の訴え

昨日、境港市議会議員選挙告示日の立候補のごあいさつ第一声には、地元の新屋町会館前に40人以上の方々におでかけいただきました。寒い中でしたが、日本共産党鳥取県議会 錦織陽子議員、日本共産党ファンクラブ境港の共同代表 永見文子さんと浜田章作さんにも激励のごあいさつをいただき、最後に私の訴えを聞いていただきました。

 

演説内容を紹介します。

 

私、安田共子、46才、まだまだ人生折り返しといったところですが、医療、福祉、教育の現場で働き、障がいや病気、悩みを抱え懸命に生きる方々に出会い、頑張ってもうまくいかない、頑張ろうと思っても頑張れない、そんなつらい時にも寄り添って仕事をしてきました。その中で、暮らしや心の安定には、十分な社会保障制度や労働環境の整備がどんなに重要か、を実感してきました。

そして、それは政治の場でこそ解決、改善できるもの、そんな思いで、みなさんの大きなご支援をいただき、4年前、市議会に送り出していただきました。 

 この4年間、私は、消費税増税にともなう手数料の値上げや、国保税・介護保険料の引き上げなど、度重なる市民負増加には、きっぱり反対し、市民負担が増えれば地域経済も疲弊すると警鐘を鳴らし、市の財政負担でまかなうよう求めてきました。

また、子育て支援、教育、地域産業、若者支援、医療・国保の充実などを求めて、毎回の市議会で一般質問に立ち、さまざま質問し提案し、みなさんの願いの実現に力を尽くしてまいりました。

「子育てするなら境港」を名前だけに終わらせず、少子化対策としてだけでなく、切実な願いにこたえられる政策をと訴え、保育料の3人目からの無償化、塾に行けない子どもたちへの学習支援などを、実現してきました。一番新しいところでは、就学援助の入学用品費の倍増と、入学前支給を実現することができました。

今後も、経済的な格差なく、教育や医療が受けられ、生活ができるよう、引き続き3つの公約(子育て応援3つのゼロ・保育料・医療費・給食費の無償化、国保・介護の負担軽減、地元業者の仕事おこし)実現にむけて頑張っていきたいと思います。 

そしてみなさん、再稼働に向けて準備が進められている島根原発。私は、ひとたび原発で事故や災害があれば、市民の命、健康、暮らしが守れる状況にない中で、また、使用済み核燃料の処理のめどが立たず、将来に渡って核のゴミを増やし続ける原発再稼働はするべきではない、と主張してまいりました。少しでも原発事故からの被害を防ぐためにと放射性ヨウ素による体内被曝を防ぐ、安定ヨウ素剤の配布を市民に広く拡げる事業を求め、これも実現に向かって準備が始まっています。

私、安田共子は、ひきつづき、島根原発の再稼働はさせない、原発から市民を守る、このことにも力を尽くしてまいります。

 

みなさん、今、消費税10%への大増税、年金カット、医療介護の改悪、戦争できる国づくりなど、国の悪政によって、市民の安心、安全なくらしにかかわる大問題が迫っています。市政は防波堤となって市民生活を守らなければなりません。

 戦後、私たちの祖父母や親の世代から始まった核兵器廃絶の運動が、「核兵器禁止条約」という形で実を結ぼうとしています。身近なところでも、これも長年要望されてきた中学校給食が実現しています。草の根の運動で社会も世界も変えることができるということが実証されています。

いま、境港市議会の中で共産党は16人中2議席と少数ですが、ほかの会派の議員の皆さんと共同し、「年金削減の中止を求める意見書」、「核兵器禁止条約の早期批准を求める」意見書」などを採択してきました。

私たちは今後も、市民の皆さんや議会の中での党派を超えた共同を大切にし、市民の願い実現へ、市政はもちろん、国にも働きかけていきたいと思っております。

 

私、安田共子は、平和でくらしよい境港を築く、その先頭に立ってがんばります。皆さんのご支持を大きく広げていただきますよう、重ねてお願いしまして、立候補のごあいさつとさせていただきます。ご清聴、ありがとうございました。