原発のことをさまざま考えます。

 

 先週末久しぶりに脱原発金曜日行動に参加してきました。いろんな団体や有志の市民が毎週金曜日(今は18時から)に米子市文化ホール前から商工会議所前広場まで歩道を「線路は続くよどこまでも」のメロディにのせて「げーんぱついらなーいー」と歌いながらデモ行進します。たま~にしか参加できない私も受け入れていただき、商工会議所前では目の前の中電米子支社と通行中の市民の皆さんに向かって原発いらないとハンドマイクで訴えさせてもらいました。

 10/18(日)は鳥取島根両県で原発事故を想定した広域避難訓練が行われますが、避難計画を実行可能なものにするための実験的な訓練でもあります。つまり、まだまだ実行可能な避難計画になっていないということであるし、原発でひとたび何かあれば30キロ圏内46万人が避難しなければならないくらいやはり原発は大きな危険をはらんでいるということです。

 避難計画で、小中学校への安定ヨウ素剤服用配備が決められましたが、各学校は、全保護者に対し、子どもに安定ヨウ素剤を服用させて良いか尋ねるアンケートを配布し、同意書を集めているところです。

 実は、このことについて複数の保護者の方から「あの説明書では判断できない」「避難計画について詳しく説明を受けていない」など、不満や不安の声が届いています。不明なことは学校や病院に相談をするようにとなっていますが、どのように対応をされているでしょうか。学校の先生や担当部署と話をしてみたいと思います。

「避難」「放射性物質」「内部被曝」などの言葉を前にして、改めて原発がそこにあるということの危険性、非安全性を自分のこととして考えるきっかけになりました。私自身は、原発が稼働していない今でも使用済み核燃料や未使用の核燃料もあるわけで、いつ何があるかわからない状態だと思っていますので、避難計画も早く実行可能なものにしていく必要があり、何かあれば子どもには安定ヨウ素剤も服用しておいてほしいと思っています。