子ども子育て支援新制度

8月28日(木)よりよい保育をもとめる鳥取県実行委員会の皆さん、新日本婦人の会境港支部の皆さんと一緒に、来春から始まる「子ども子育て支援新制度」について境港市の担当者と意見交換をしました。

 境港市の保育施設の運営基準等を決める大事な内容です。担当者は「現行の保育水準を維持し、現場や利用者に混乱を招かないようにする」と明言しています。

 ただ、幾つか要望事項を提示しました。その内一つは、新しく設定される地域型保育については保育従事者の要件が有資格者でなくても一定の研修を受けた者でよいとされています。将来的に地域型保育の実施はないと見込まれていますが、基準に定める以上は、専門知識と技術を持った有資格者であることを要件とするべきだと思います。

 もう一つ、利用者は、今までと違って、保育の必要性の認定を受け、保育の必要量(時間)が定められるようになります。心配なのは、基準となる保育時間が何時から何時に設定されるかによって、利用時間が短くても延長保育料金の負担が生じるのではないかということです。今年度から保育所を利用している児童については現行通りとするとのことですが、来年度新規に入所する児童はどうなるか、まだ決まっていないようです。

 9月議会には保育の運営等の基準についての条例案が提出されるとのこと。しっかり議会で審議し、場合によっては修正案も作れたらいいなと思っています。