中国電力へ申し入れ

中国電力は11月21日、島根原発2号機の再稼働を申請すると、立地自治体である島根県、松江市へ事前了解を申し入れ、30キロ圏内にある境港市、米子市にも報告をしました。

日本のどの原発も再稼働させないで、再生可能エネルギー開発をし原発は廃炉にと希望してきた私たち。日本共産党西部地区委員会は11月22日、中国電力米子営業所で、再稼働申請の方針を撤回するよう申し入れをしました。境港市からは定岡敏行市議と私、安田とも子が参加しました。

 鳥取支社の清水茂副支社長などが対応されましたが、急なこととのことで、予定された時間は20分間。福住地区委員長からの申し入れに続き、中電側からの回答は、「島根原発は中電にとって重要な電源であり、新規制基準に沿った対策も整った。再稼働の方針は撤回しない」とのこと。防波壁や代替電源など対策の中身を説明されました。

石橋米子市議、定岡市議が「対策をしていても一旦事故があれば、避難するしかなく故郷に戻れない。絶対事故を起こさないと保証できるのか。中海もどうなるのか。本気で再生可能エネルギー開発をすることこそ電力会社が生き残る道では。ヒューマンエラーも防げるのか」など追加発言。

 副支社長も「本社に必ず伝える」と。

 私も、発言したかったことありましたが、残念ながら時間切れで言えませんでした。鳥取県は避難計画に着手したばかり、市民の意識も徐々に原発からは逃げられないとさらに重く受け止められつつある今、それを尻目に再稼働を言う認識が問題では?今後もスピーディーかつ粘り強く運動を続けたいです。

 

 明日11月24日(日)には福島県の県会議員さんを招いてつどいを行います。

13:30~境港商工会議所、15:30~新屋町会館にて行います。

福島のことを知り、境港でできることを考えましょう。ご参加、お待ちしております。